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【名探偵コナン】She is my everything.

第6章 〜休日1〜




あずさ『あなた方3人にはそれぞれ動機となりそうな理由がありますよね』

口々に俺ではない、私ではないという。

あずさ『斎藤さんはよく怒られ井戸田さんは八つ当たりを成瀬さんは彼氏を横取りでしたよね』

成瀬「横取りされて頭にはきましたけど取られてよかったって思うんです。彼、束縛はひどいし浮気性だったみたいだから」
斎藤「俺がよく怒られてたのは俺も悪いと思ってたから。言い方にはムカついたけどそれで殺そうとは思わないよ」
井戸田「八つ当たりっていってもすぐに収まってるし殺そうと思うほどでは……」
沖矢「成瀬さん、あなたのその元彼氏は井戸田さんじゃないですか?」

沖矢さんも気づいてるみたいでよかった。

初めは否定した成瀬さんだが井戸田さんだと認めた。

井戸田「ゲホッゲホッ……」
あずさ『どうしたんですか?』
井戸田「少しむせただけだ!」
あずさ『?私は大丈夫ですか?と声をかけただけですけど……心当たりが?』
井戸田「そんなのねーよ!」
あずさ『へぇ……』
沖矢「あなたからするんですよ。何かを燃やした時の煙の匂いを取ったつもりかも知れませんがかすかにするんですよあなたの髪の毛から」
あずさ『衣服を着替えても髪の毛についた匂いまでは取れない。シャワーを浴びるひまもなかったのだから』
遠藤「その言い方俺が犯人だって言ってんじゃねーか!証拠はあんのかよ!」

そう、証拠。毒がついた手袋と毒が入った注射器。

沖矢「それはあなたのロッカーの中にまだあるんじゃないんですか」
遠藤「じゃあ調べてこいよ!」

警察の人たちは見に行く

沖矢「私も行きます」

目暮「このダイイングメッセージはどう説明するんだ?DとSなら斎藤大樹さんじゃ」
あずさ『DとSじゃないんですよ。DolとShowなんです。Oにもついてるでしょ?血が真ん中に。そして変に途切れている。Showは力尽きてそうなったものと見たけど力尽きてだと下に、横に掠れるわけないんですよ』
目暮「それだとドルショウじゃないか」
梓『変だと思いませんか?この血の付き方。DからとlからOを目掛けて霞んでませんか?』
目暮「確かに……もしや!」
あずさ『そしてlは大文字のアイにも見える……』
沖矢「それを踏まえるとドイ ショウ……あなたの事を指していることが分かります」
井戸田「……あぁ…そうだよ!俺がやったんだよ」


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