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【名探偵コナン】She is my everything.

第11章 〜入院二日目〜




捜査は着々と進む。


prrrrr……

沖矢「はい。……なるほど。わかった。引き続き頼む」


ジョディからの情報はこうだ。
あの看護師の婚約者が浮気をしていて口論になり婚約破棄。そんなことが最近あったらしい。それが関連しているんじゃないかってことで浮気相手が誰だったのかその他にも怪しいところがないかを引き続き調査して貰っているが……巻き込まれ体質というか、俺と関わっているからなのか……。必ず守らなければ。

病院食を断ったのも何か細工をされてはいけないからな。先生がわかる人で助かった。
それにしても病院でできることは……


あずさ『……きやさん?』
沖矢「どうしましたか?」
あずさ『難しい顔してたから……』
沖矢「すみません……考え事をしていたもので」
あずさ『そっか……』

まだ何か言いたそうだが……

沖矢「お腹は空きましたか?」
あずさ『まだ空いてないかな……今何時?』
沖矢「えっと今は11時30分ですね」
あずさ『え、まだそんな時間なんだ!暇だなー』
沖矢「そうですね……良ければ私とたくさん話しませんか?」
あずさ『何話すの?』
沖矢「思い出話でもしますか?」
あずさ『うーん……昴さんの思い出に残ってる事を聞いてみたいですね』
沖矢「そうですね……沢山あるのでどれから話しましょうか?」
あずさ『恥ずかしいことはやめてよ?』
沖矢「それは恥ずかしい事を言って欲しいということですね?」
あずさ『んなっ!そんなわけないでしょ!』

少し意地悪をしたら少し顔を赤くして全否定だ。反応が良くて楽しくてしょうがない。
精神的に来てないか心配だったが緊張はほぐれているようだ。

沖矢「反応が面白くてつい。すみません」
あずさ『今度、遊園地連れてってよね!』
沖矢「思い出作りに行きましょうか」


そんな話をしながら俺はとある日のことを思い出していた。

―――
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