【名探偵コナン】She is my everything.
第5章 〜探偵たちの夜想曲〜
沖矢「では、私の車で負いますか?申し訳ございません。立ち聞きする気はなかったんですが、クリームシチューのおすそ分けにきてみたら戸口で何やら不穏な会話が耳に入って」
博士「昴君」
沖矢「さぁ、追うなら早く」
博士「しかし……」
灰原「じゃあ……車のキーだけ貸しなさいよ。私と博士で追跡するから」
沖矢「貸してもいいんですがあの車は癖があって、私の運転じゃないと」
コナンの追跡は沖矢の車で3人で追跡することになった。
…………
世良(「なるほど、探偵事務所のトイレの中で拳銃自殺した男に拉致られていたのは樫塚圭って女で、その彼女を自宅のマンションの部屋まで送ったけどそこで新たにスーツケースに詰められた男の遺体を見つけ、気がついたら彼女がコナンくんを連れ去り警察に通報すれば命はないってメールしてきたんだな?」)
蘭「うん。もう何がなんだかわからなくて」
世良(「まぁ、その男の所持品や現場の状況が君が教えてくれた通りだとしたら彼にはもう分かってると思うけどね」)
蘭「彼って?」
世良(「とにかくこれから僕もそっちに向かうよ」)
世良も来てくれることになった。
そして、家の中を調べるとニュースなどを録画し強盗の部分だけを編集していた。そして、その時亡くなった男性が樫塚圭の兄だと知る。でも何故か名字が違う。
考えていてもしょうがないので残っているパソコンを調べることになった。
…………
博士「すまんのぅ昴君」
沖矢「いえ、それではまずはどこへ」
灰原「ちょっとまって……とりあえず大石街道へ向かって頂戴。詳しい場所は近づいてから」
沖矢「わかりました」
大石街道付近につく。
灰原「あ、また動き出した。今度は大石街道を南下してとりあ町方面に向かっているわ」
沖矢「了解。まだまだ追いつけそうにありませんね」
博士「しかし犯人はどこに向かってるおるんじゃろう……うろうろ迷ってるようにも思えるが」
沖矢「案外本当に迷っているのかも知れませんよ。自分の望む血にまみれた着地点が見つからずに」
…………
類『パスワード……』
安室「ああ……お2人はパスワードどうされてます?」
蘭「生年月日とか」
小五郎「俺は小五郎さんで5563だが……」
類『覚えられない長いパスワードなら?』
そのヒントで小五郎がパスワードの書いた紙を見つける。
…………
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