第2章 欲望
業said
目が覚めてから渚くんと杉野と奥田さんとで相談したけどやっぱり結衣の事だし、凍えてると思うから浅野クン呼んどいた!
浅野「相手は、高校生と聞いたがバカ高校の奴らの仕業らしい。」
浅野クン、さっきからスマホ弄りすぎじゃね?
業「スマホ弄りすぎじゃね?浅野クン。」
浅野「僕は、今忙しい。…案外近いな。車で逃走と言っていたな。意味がないな。」
奥田「それって。」
浅野「結衣からGPSが送られていた。ここから数分だ。」
マジかよ。
愛情パワーどれだけだよ。
杉野「いやぁ、やっぱ浅野呼んどいて良かった。」
渚「杉野。早く行くよ。」
その場所に行くと結衣は、気絶していてその上に高校生の一人が馬乗りで乗ってるし。
こりゃ浅野クン怒っちゃった?
俺らでなんとか解決した。
浅野クンが結衣を抱き締めてる。
結衣「ん。学秀、くん?」
浅野「なにもされてないか?」
結衣「うん。大丈夫。」
浅野「気付けなくて、遅くて、すまない。」
結衣「ううん。学秀くんは、その場にいなかったし私はGPSを送ったのは、班のみんなが連絡してくれると思ったからなんだよ?来てくれただけで嬉しいよ。」
なにこのドラマチックな場面。
可笑しいっしょ。
ここを出たら結衣は、浅野クンと一緒に行っちゃった。
切り替えが早いのか一緒に歩いた瞬間に結衣が笑うし。
すごいよね。
愛情パワー。