第12章 御都合主義の個性さん
「出てくるまで、ここ動かねぇから」
(そんな…そこに居られたらできない)
トロトロ気持ちいい液が太ももを濡らしているのに
触らないなんて、気が狂いそう
誘惑に負けて、カギを回す
このままじゃ本当に、身体が壊れてしまう
「開けるぞ…」
『ん…』
扉を開けた電気くんは私の姿を見て目を見開く
絶対嫌われたな……
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〜上鳴side〜
ドアを開けると、あられもない姿で咲良がフタをした便器に座っていた
服のはだけた胸を両腕で隠し、足はモジモジと内股に
足首には、脱いだ下着がまとわりついていて
顔は高揚し、誘うようなエロい表情だし
見た瞬間に、勃起してしまう
「っ!!ど、どうしたんだよ…」
こんな姿誰にも見られたくなくてドアを閉める
個室の狭いトイレに2人きり、
咲良は座っていて、俺はたっているから
無防備な胸元がオレの股間の目の前にある状況
『媚薬の個性…かかったの…
さっきから奥、きもちよくて…』
目の中をハートにして、オレのベルトに手をかける咲良
『これ、コレ頂戴?♡』
するりと馴れた手つきでオレの陰核を取り出す
もう十分に腫れ上がったそれを柔らかい手で包まれる
「っ!咲良…」
肉棒にチュッチュとキスを落とす咲良
いつもじゃそんなこと自分からするなんて想像もつかない
『んっ♡ぅむっ』
口にいっぱいほうばって、頭を動かす
「やべぇって…きもち…っ」
学校のトイレで、大好きな女にフェラチオされている
この状況に興奮しない男なんていんのか?
いつもより早く来そうな射精感に、奥歯を噛む
『らして、飲みたい…♡』
肉棒をほうばりながら、自分の乳首を弄る咲良
それ視覚的にヤバいから…!
「も、出る…っ」
呆気なく咲良の口に思いっきり射精してしまった
背中が震えるほどの気持ちよさ
『ぁは♡たくさん…♡』
咲良の胸元に、受け止めきれなかった精液がこぼれ落ちる
それを見ているだけでまた、ムクムクと欲情が湧いてきてしまう