第18章 上鳴電気の願望

『うわぁあああ♡』

悲鳴にも近い声で切なげに鳴く咲良

「だいぶ…ほぐれたな、キモチイイ」

『あっん♡ほんと？♡
わたしの中、いい？』

「ん…最高…」


『うれし…♡ぁあっ』


快楽に溶けそうな顔とセーラー服のギャップが強すぎて
今にも射精してしまいそうだ

乱暴に体を揺さぶると、咲良の未熟な体は
ガクガクと震えた

咲良の目の前はチカチカと光の粒が舞って
今にも飛んでイきそうになる


上鳴は咲良の腹の上に手のひらを乗せる

『っ！や…らぁ…！
ビリビリ…だめぇ』


「ん？ダメ、もっと気持ちよくなろうな？」

パチッと上鳴の体が光って
子宮の筋肉が収縮する


『やぁあ……！！？！♡』

びくんびくん！と体が震えて
しょわぁ…と温かいものが上鳴の腹に当たる


「ありゃ…ぶっ壊れちゃった？」


『はぇえ…♡』


咲良の体を突くたびに、布団のシミが広がる


「トんでる顔も可愛くて好きだよ…」

何度もキスを落としながら一方的に攻め続ける

『あー♡あー…♡』

咲良は虚ろな目で喘ぎ続けるが
その声ももうかすれてしまっていた



「咲良、咲良♡好き…好きだ」

『んっ♡んん…♡』

「っ…！も…出る…ぁ゛ぁああ！」



脊髄が溶けそうな、体をビリビリと伝わる快感
咲良の奥に流し込むたびに膝がガクガクと震えて、体の力が抜けていった


「ふ…ぁ……キモチー…やべぇ」


咲良の上に覆いかぶさり肩で息をする


『でん…き……』

「大丈夫か？」


『ん……たぶん』

ヘラっと笑う咲良の頭を撫でて
ひたいにキスを落とす


『このまま…』

離れたくない…と呟いた声は
上鳴の耳に届かないほど小さい


そのまま、2人は深い穴に落ちていくように眠りについた
両手を繋いだままで


決して離れないように