第18章 上鳴電気の願望
化粧してない肌は滑らかで
頬は初恋をした乙女のように桃色
話すたびに可愛く動く唇も同じく桃色だ
彼女に視線を独占されているのは自分だけじゃない
この辺では見かけない制服と、咲良の清楚な可愛さに
周りの人たちも少し横目で咲良を見ている
そんな彼女と手を繋いで歩けることは、男としては嬉しかったが
27の彼女も、同じように人が振り向くほど清楚で色っぽい
目の前にいる咲良を見るたび
心のどこかで、27の咲良のことも考えてしまう
『あ、ねぇねぇ、プリ撮りたい!』
「おーいいねいいね」
お、学生っぽい!と上鳴は頬を緩ませる
出来上がったプリクラは
どこからどう見ても付き合いたての高校生カップルで
その後もクレープを食べたり、マックでダラダラ話したり
買う気もないのに本屋や雑貨屋をウロウロしたりと
高校生同士のデートを満喫した
のだが、家に帰った途端、
2人は何か我慢していたものを発散させるかのように
唇を貪り合う
「ハァ…咲良…」
『電気くん…♡』
縺れるようにベッドに倒れ込むと、制服の上から胸を揉む
ズボンとパンツの上から性器をピッタリとくっつけて
布越しに擦り合うと、咲良の口から気持ちいい声が漏れた
「やっぱ…制服かわいい、めっちゃ似合ってる」
『ほんと…?』
「ん、ホント
我慢出来ねぇくらいかわいい…
デートしてるあいだ、何回も抱きてぇって思った」
『もぅ…バカ』
ふふふ、と笑う咲良の唇を塞いでプリーツスカートの中に手を入れ
スルリと簡単に脱げた下着を片足にかけたまま
スルリとスカートの中に潜る
「ココ…プクってしてて可愛い」
上鳴の柔らかい舌が、咲良のクリトリスをチロチロと舐める
『あ…やぁ…だめ
きたないよぉ』
「汚くねぇって」
『…ふぁ…
じゃあ、私も、電気くんの舐めたい』
「うぇ?!」
ガバッと体を起こして、上鳴のベルトに手をかける
上と下が逆になり、上鳴の目の前には咲良の股がまたがるように、ベルトを外そうと動くたび
腰が揺れて
さっき舐めたせいで濡れた秘部がテラテラといやらしく光った
上鳴はゴクリと生唾を飲んで、
目の前の腰を引き寄せ、舌を這わせる