第6章 体育祭
煙がだんだんとひいていく。
そしてフィールドから煙が晴れる。そこで立っていたのは…爆豪くんだ。
爆「…は?
火ィ…消しやがった…ッ!」
焦凍くんは、氷の中気絶していた。
彼は、使えなかったんだ…
それを見た爆豪くんは、今までにないほど怒っている。
爆「ふざけんなよ!意味ねえって言っただろうがクソが!こんな1位なんて!!こんなの…こん…」
ここで、爆豪くんまで倒れる。
これは、ミッドナイト先生の個性だ。確か眠り香だった。体内から出す香りで眠らせる…
ミ「轟くん場外!よって…爆豪くんの勝ち!」
審判のミッドナイト先生によって、勝者が告げられた。私は、どっちが勝ってもおめでとうって言うと思ってたのに…
これでは、おめでとうとは言えないね…きっと、爆豪くんはこんなの納得してないと思うから。けれど、どんな形であれ私たちを超えて勝ち取った一位なんだ、少しは誇りに思ってほしいと感じてしまう。
《以上で全ての競技が終了!今年度雄英体育祭1年優勝はA組爆豪勝己!》