• テキストサイズ

メロメロ少女【ヒロアカ】

第6章 体育祭


『いくよ!』

まずは軽くピストルを2発。すると

爆「てめえ舐めてんのかゴラァ!!」

軽く避けつつ、誘導にも警戒しながらこちらに向かってくる

爆「はっ、今回はハート乗らねえのかよ!」

『爆豪くん相手にそんなの使ったらすぐ場外だよ!』

爆風で飛ばされておわりだ

だから

『よっ!と…』

バキバキバキ!

《おおっとここで甘風!!常闇戦で見せたあのかかと落とし!!ん?!でもあん時とだいぶ違うぞ!?》

爆豪くんめがけて一直線に地面を石化させ、フィールドに石山をつくる。すると案の定爆豪くんはそれをひたすら壊しにかかる。私はその隙に素早く彼の後ろに回り込んだ。

爆「!」

『うしろがら空きだよ!』

ヒュン!と蹴りをくりだすが、爆豪くんが屈んで当たらない。それも想定済みだったので今度は拳をその勢いのまま振った

ガァァァァン!

今度は当たった。さすがに爆豪くんも疲れているらしく私の二段攻撃にはついてこれなかったらしい…が、彼は爆破で体制を整える

爆「はっ……もう、負けねえ…二度目はねえぞ!!」

爆豪くんが飛んで向かってくる

そして

BOM!!!

彼は私の左側を狙った。やっぱり、気づいてた…

爆「てめえ、左肩かばってんだろ」

『爆豪くんの洞察力、尊敬するよ!』

私はさらにピストルを撃ち、飛んでくる彼を迎え撃つ



『うぁッ…!』

彼はすぐに見抜いて、間合いを詰めると私の左肩をぐっ、と押した。たまらず私は声をあげるが、それだけで終わっていいはずがない

『芳香脚!!』

爆「っ、チッ!!」

なんとか彼の指を掠め、爆破の元になる場所を石化することができた

『その指で爆破したら、もう二度と戻らないよ』

爆「やってくれんじゃねえか!!」

なんとか彼の利き腕の右を封じる。が、そんなことで終わる爆豪くんではなかった。爆豪くんは、自分の地面にめがけ爆破をはじめた

煙幕…!?

視界が悪い。彼がどこにいるのか、わからない。でもきっと彼は左側を狙ってくる!私は左側に警戒を強めた

が、

『っ!』

気配を感じて左側に蹴りをくりだす。しかし、彼がいたのは左側ではなく…



右だった





そして、そのまま



『あぁッ!!』



爆破により、私は押しやられる






ミ「甘風さん、場外!爆豪くんの勝利!」
/ 170ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp