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メロメロ少女【ヒロアカ】

第6章 体育祭


「物間!あとは逃げ切るだけだ。このポイントなら確実に4位以内に入る!」

どうやらもう彼らは逃げに徹するらしい。爆豪くんや私たちに喧嘩売っておいて、ただ逃げるだけなんて許されると思ってるの!?

「宣誓で何て言ってたっけ。恥ずかしいやつ。え~…まあいいやおつかれ!」

逃げる前にまた爆豪くんを煽って去って行こうとする彼。これは見過ごせない。私は思わず彼にピストルを打ち込んだ。油断していたためか、彼は避け切ることができず、弾は彼の左腕を掠めた。

「このっ…!」

爆「ただの1位じゃねえ…俺がとるのは完膚なきまでの1位だ!」

《残り時間1分!緑谷なんとこの狭い空間を5分間逃げ切っている!ライン際の攻防!その果てを制した轟が1000万!そして緑谷急転直下の0ポイント!》

『!爆豪くん!!』

爆「チッ…!」

どうやら轟くんチームにとられてしまったらしい1000万。しかし今は目の前の敵に集中しなくてはならない。爆豪くんが目の前の彼に攻撃を仕掛けた。

「甘風!あれ割れ!」

『は、はい!』

彼のチームの個性…空気を固めたものが彼の周りを覆っていた。私はピストルを連続で打ち出し、それを破る。

パリン!!

切「今だ!」

爆豪くんは二本のはちまきを奪った。

『やった!三位!』

切「これで通過は確実…」

爆「まだだ!完膚なきまでの1位なんだよ取るのは!!さっきの俺単騎じゃ踏ん張りが効かねぇ!」

切「行け!俺らのポイントも取り返して1000万へ行く!」

爆「しょうゆ顔!テープ!甘風!地面石化!」

私は彼の言う通り、地面にかかと落としをして当たり一面石にする。っていうか、よく私がこんなことできるって思ったね!?まだ見せたことないのに!本当に彼はよく見てる。

彼はあのコに思い切りあたりに行く。

《爆豪容赦なし!やるなら徹底!彼はアレだな完璧主義だな!》

そして、とられたポイントを取り返した。

と、ここで

《タイムアップ!!第二種目・騎馬戦終了!》
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