第6章 体育祭
ミ「となると2名の繰り上がり出場者は騎馬戦5位の拳藤チームからになるけど」
拳「そういう話で来るなら騎馬戦でほぼ動けなかった私らよりアレだよな。最後まで頑張って上位キープしてた鉄哲チームじゃね?」
「お…おめぇらァ!」
ミ「というわけで鉄哲と塩崎が繰り上がって16名!抽選の結果組はこうなりました!」
『あ、私青山くんとだ』
麗「いけるやろ!」
『青山くんナルシストだから、私に全くメロメロしてくれないと思う。割と戦いにくい相手、かも』
ピュアな切島くんとか…申し訳ないけど戦いやすいんだよね…
《それじゃあトーナメントはひとまず置いといて楽しく遊ぶぞレクリエーション!まずは借り物競走だ!》
瀬「甘風は出ねえの?」
『うん、さっきお昼ご飯食べ損ねちゃったから、食べてくるね』
私はとりあえず購入したメロンパンを食べる。借り物競走、結構みんな出てるなあ…と、思っていると
上「マナ!ちょ、来て!!」
『私?お題は?』
上「あとで教えるから!」
とりあえず私は半分食べたメロンパンを置いて、電気のもとへ向かう。そして、電気にひっぱられ割とあっさりゴール…
《お、トーナメント出場者!!女の子連れてきたけど、さてお題は!?》
上「大事な異性!!」
《おおおっと、大事な異性です!みなさん聞きました!?畜生リア充しやがって!!》
『ありがと電気!私も電気のことすっごい大事だよ~!』
上「へへっ!」
というようなやりとりがあった。別に幼なじみとして大事なんだし、間違ってないと思う。全国の人に大変な誤解を招いたということはこの時の私の頭にはなかったけど。
『私も出ればよかったかも』
上「結構楽しかったぜ!いいお題でよかった」
『簡単に終わってよかったね』
上「そういう意味じゃねえんだけどな〜」