第5章 emergency
「失礼します。オールマイト久しぶり」
オ「塚内君!君もこっちに来てたのか」
緑「オールマイトいいんですか?姿が」
オ「大丈夫さ。なぜって?彼は最も仲良しの警官、塚内直正君だからさ」
「あ、すみません、生徒が1人…」
オ「え?」
私、入っちゃまずい、かな…?
でも、一応説明とかしなきゃだよね?
オ「ちなみに、だれ?」
「甘風マナさんです」
緑「甘風さん!?どうして?まさか、どこか怪我でも!?」
「違う違う。彼女が相澤先生にほどこした処置についてリカバリーガールに説明をと思って…」
緑谷くんが心配してくれているようで嬉しい
でも、本人が一番ひどいんだよね
リ「じゃあ私が外へ出よう。行くよ」
『あ、はい!』
きっと、何か事情があるんだ。それを察して私はリカバリーガール先生についていく。
リ「で?どうやったんだい?あんなにも綺麗に治せている。治癒の個性ではなかったと思うんだけどねぇ」
『私の個性…メロメロの一部です。触れることで、癒すことができる…表面だけなら良いのですが筋肉や骨には届きにくくて、体力と時間を使います。ただ、出血した分の血は戻らないんです。』
リ「なるほどね。で、それを敵に見せたと?」
『…すみません、緊急事態だったので…』
リ「…まあいいよ。とりあえず、その個性は無闇に使うんじゃないよ。それと、相澤先生の顔を見ておいで」
『わかりました。相澤先生はどちらに?』
そうして相澤先生のもとへ案内される