第5章 emergency
常「そうか。やはり皆のとこもチンピラ同然だったか」
切「ガキだとなめられたんだ」
瀬「ドームに穴開けたのやっぱりオールマイトだったのか」
砂「とんでもねぇパワーだ」
障「さすがだな」
それぞれ帰って今日のことについて話してる。私は…まあ、爆豪くんと切島くんといたからそんなに苦戦はしなかった。敵の目線が気持ち悪かっただけだ。
『あ、刑事さん、相澤先生は…?』
「ああ、彼ならそう心配はいらない。随分丁寧に処置がしてあって、後遺症の心配もないし…ただ、体力が限界にきているのと、一度粉砕骨折してる分反動で立ち上がれないみたいだ」
『そ、ですか…よかった。間に合ったんですね』
「君が処置したのかい?」
『は、はい。しないよりは、いいかと思って…』
「そうか、それならきっと君のおかげだよ。多分リカバリーガール先生が話を聞きたいと思うから、一度保健室に顔を出してくれるかい?」
『わかりました』
「オールマイトも同じく命に別状なし。リカバリーガールの治癒で十分処置可能とのこと」
「緑谷君は!?」
「彼も保健室の治療で間に合うそうだ」
その言葉にみながホッとした顔をみせる