• テキストサイズ

メロメロ少女【ヒロアカ】

第5章 emergency


相澤サイド

『相澤先生!!』

なんで、ここにあいつがいるんだ。こんな、一番危険な場所に!!

「馬鹿か!来るな!足手まといだ」

『なりません!絶対に!私はもうヒーローの卵です!あなたを…守らせてください!!』

死「へえー…随分健気な生徒じゃん。どんな個性?」

『…ごめんなさい』

突然現れ、謝る甘風は俺の壊れたヒジに手を当てる。すると…

死「!!回復キャラかよ…」

なんと、俺のヒジはもとに戻っていた。痛みは多少あるが、さっきほどじゃない。こいつ、治癒もできたのか?さらに、甘風はおれの目にもあてる。そこからだんだんと回復していくのがわかった

この短時間で、ここまでの修復ができるとは…

『戦闘では、足手まといになるかもしれません…けど、少しでもあなたが苦しまないようにすることはできます。私を、使ってください』

「…わかった、感謝する、甘風!」

実際、治癒ができるのはかなりのアドバンテージだ。しかし、ここに甘風を置いておくのも躊躇われる。今俺はこの怪物と戦ってるだけに、あの手の奴までみる余裕がない。

死「回復キャラ、いいなあ…ねえ、他にはなにができるの?治癒だけで雄英に入学した訳ないよね?」

『仮にできたとして、あなたに見せるなんて馬鹿なことするわけないじゃないですか!』

ちゃんと、あいつは自分の立場をわかってる。それに少しだけ安心した。
/ 170ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp