第4章 学級委員長！

『ねえ、切島くんも食堂いかない？』

切「おう！ここの飯楽しみにしてたんだよな！」

昼休みに…学級委員長が決まってから、私は電気とクラスの子をご飯に誘う。ここの食堂はクックヒーローランチラッシュが作る絶品なものだと聞いて私はとても楽しみにしていたのだ。それをたくさんの人と食べた方が美味しいと思って！

瀬「んじゃ俺もいいか？」

上「おう！もちろんだぜ」

『爆豪くんもどうかな？せっかくだし、交流できると嬉しいんだけど…』

爆「…チッ、しゃあねぇな」

切「なんか爆豪、素直だな」

爆「あ！？俺はいつでも素直だわ！」

上「そうそれがなかったんだよ！」

そんなこんなで、私たちは5人で食堂に向かう。早めに行ったおかげか、6人席が空いていて無事に席を確保することができた。

『席とっとくよ。電気、私オムライスね』

上「おうわかった」

お金を渡して、その場で待つことにした私。

すると

爆「おいクソ髪。俺はカツ丼な」

切「え、お前も待機？」

爆「この女1人じゃあ心もとねえだろ」

瀬「まあ、確かに1人にさせるのはまずいよな。じゃ、席任せるな！」

たしかに私だけで6人席を確保できるとは思えない。爆豪くんが残ってくれて少し安心した。1人じゃ心細かったし…

『ありがと』

爆「あ！？」

『一緒に、待ってくれて』

爆「だから、てめえだと席とられちまうかもしんねーだろが」

『うん、でも嬉しかったから』

爆「！…それも、てめえの個性かよ」

『え？』

私の個性？どういうこと？特に何もしてないんだけど…

爆「チッ、なんでもねえよ。つか石化女、てめえの個性なんだよあれ」

せ、石化女って…確かに石化させたけど…

『私の個性は…メロメロだよ。少しでも私にその…目を奪われると石化できたりするの。だからあのコスチュームなんだ…』

爆「…あのハートのやつか」

『うん。私のお母さんの個性が魅了で、お父さんの個性が石化だから、複合個性なんだよ』

爆「そうかよ」

聞いておいて割と興味なさそうにするんだね…

そんなことを考えてると、それぞれの食事を手にした3人が戻ってきた。