• テキストサイズ

メロメロ少女【ヒロアカ】

第14章 新しい生活


切「おめぇ…俺が暗視鏡買ったのどこで聞い…」

鋭児郎くんの言葉を遮るように、勝己くんは札束を彼に押し付けた。って、ちょっと待って。

『勝己くん!わ、私も、出すよ…!』

爆「いらねえよ!!いつまでもしみったれられっと、こっちも気分悪りィんだ!いつもみてえにバカさらせ!!」

後ろでは未だに電気がアホになっていて、勝己くんの真剣さとのギャップも相待って、なんだか急に笑えてきてしまった。

耳「ウチ…っ、この上鳴、ツボ…!!」

響香も笑いが止まらなくなっているらしい。

上「ふぇ、フェイダウェイ!」

そんなことを叫びながら飛び跳ねる電気に、もう我慢できなかった。

『ふっ、あははははっ!!!電気、頑張ってるねっ…!』

上「ウェイ!」

それを皮切りに、みんなも思い切り笑い出した。

切「ふっ……悪りぃな

みんな!!すまねえ!!詫びにもなんねえけど、今夜はこの金で焼肉だー!」

相(茶番…まあ、時には必要か)

これは爆豪くんなりのけじめだ。そして…優しさだ。

私には…何ができるのだろう。

/ 202ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp