第13章 奪還
『がはっ…!!』
爆「ゲッホ、くっせえ…んっじゃあこりゃあ!!」
何かが体を動き回るような気持ち悪さに目を開けると、それは先ほどのベットの上ではなく、横には勝己くんもいた。
そして、黒い液体とともに後ろから次々と敵連合の人が現れる。
状況が全く把握できない…一体誰によってここに集められたのか。少なくとも、味方でないことは確かだ。すると、敵でも見たことのない人が死柄木弔に歩み寄り、言葉を発した。
「また失敗したね弔、でも決してめげてはいけないよ。またやり直せばいいこうして仲間も取り返した。この子たちもね…君が大切なコマ、そして人物だと考え判断したからだ。いくらでもやり直せ。そのために僕がいるんだよ
全ては、君のためにある」
なに、この人…
目の前にいるだけなのに…体が、動かない…
「やはり…来てるな」
私たちが動くこともできない中、敵らしき男の言葉とともに現れたのは…
ガッ!!
オ「全て返してもらうぞオール・フォー・ワン!」
「また僕を殺すかオールマイト」
私たちが見たこともないほど、とてつもない怒りを体現したオールマイトだった