第13章 奪還

オ「もう逃げられんぞ敵連合…何故って？我々が来た！」

「オールマイト…！あの会見後にタイミング示し合わせて…！」

オ「攻勢時ほど守りが疎かになるものだ…」

「ピザーラ神野店俺たちだけじゃない。外はあのエンデヴァーをはじめ手練れのヒーローと警察が包囲してる」

オ「怖かったろうに…よく耐えた！ごめんな…もう大丈夫だ少年！」

爆「こっ、怖くねーよヨユーだクソっ！それよりマナだ！あいつここにはいねえんだよ！」

オ「大丈夫、必ず、助けてみせる！」

死「せっかく色々こねくり回してたのに…何そっちから来てくれてんだよラスボス…こっちもだ黒霧！持ってこれるだけ持ってこい！」

脳無を黒霧のワープによって出そうとするが…

黒「すみません死柄木弔…所定の位置にあるハズの脳無が…ない！！」
死「！？」

オ「やはり君は青二才だ死柄木！」
死「あ？」
オ「敵連合よ君らは舐めすぎた少年の魂を！警察のたゆまぬ捜査を、そして我々の怒りを！おいたが過ぎたなここで終わりだ死柄木弔！」

ス「オールマイト…これがステインの求めたヒーロー…！」

死「終わりだと…？ふざけるな…始まったばかりだ。正義だの平和だの…あやふやなもんでフタされたこの掃き溜めをぶっ壊す…そのためにオールマイト（フタ）を取り除く。仲間も集まりはじめた。ふざけるな…ここからなんだよ…黒ぎっ…」

ズッ…

黒「うっ…」
マ「キャァアやだぁもう！見えなかったわ！何！？殺したの！？」

目の前にはぐったりする黒霧…それに敵の仲間は叫ぶ

エ「中を少々弄り気絶させた、死にはしない。忍法千枚通し！この男は最も厄介…眠っててもらう。君が過去に暴いた弱点を参考にしたよ」
爆「あ？あー…」

そんなこともあったなとぽーっと思う爆豪

グ「さっき言ったろ大人しくしといたほうが身のためだって。引石健磁、迫圧紘、伊口秀一、渡我被身子、分倍河原仁。少ない情報と時間の中おまわりさんが夜なべして素性を突き止めたそうだ。わかるかね？もう逃げ場ァねえってことよ。なァ死柄木、聞きてえんだがおまえさんのボスはどこにいる？」
死「ふざけるなこんな…こんなァ…こんな…あっけなく…ふざけるな…失せろ…消えろ…」
オ「奴は今どこにいる死柄木！」

死「おまえが！！嫌いだ！！」

死柄木の叫びとともに

ドドドド！！！

黒い液体の中から脳無が現れた