第13章 奪還
敵サイド
「早速だが…ヒーロー志望の爆豪勝己くん。おれの仲間にならないか?」
爆「寝言は寝て死ね」
目の前で見せられるテレビには…先生たちが謝る姿
死「何故奴らが責められてる!?奴らは少ーし対応がズレただけだ!守るのが仕事だから?誰にだってミスの一つや二つある!現代ヒーローってのは堅苦しいなァ爆豪くんよ!」
ス「守るという行為に対価が発生した時点でヒーローはヒーローでなくなった。これがステインのご教示!」
死「人の命を金や自己顕示に変換する異様。それをルールでギチギチと守る社会。敗北者を励ますどころか責め立てる国民。俺たちの戦いは問い。ヒーローとは正義とは何か。この社会が本当に正しいのか一人一人に考えてもらう!俺たちは勝つつもりだ。君も勝つのは好きだろ。荼毘、拘束外せ」
荼「は?暴れるぞこいつ」
死「いいんだよ。対等に扱わなきゃな!スカウトだもの、
それにこの状況で暴れて勝てるかどうかわからないような男じゃないだろ?雄英生」
荼「トゥワイス外せ」
トゥ「はぁ俺!?嫌だし!」
といいながら外すトゥワイス
トゥ「強引な手段だったのは謝るよ…けどな我々は悪事と呼ばれる行為に勤しむただの暴徒じゃねえのをわかってくれ。君らを攫ったのは偶々じゃねえ。ここにいるもの事情は違えど人に、ルールに、ヒーローに縛られ…苦しんだ。君ならそれを___」
彼が拘束を外された瞬間
BOOOMB!!
爆「黙って聞いてりゃダラッダラよぉ…!バカは要約出来ねーから話が長ぇ!」
トゥ「死柄木!」
爆「要は嫌がらせしてえから仲間になってくださいだろ!?無駄だよ
おれはオールマイトが勝つ姿に憧れた。誰が何言って来ようがそこァもう曲がらねえ。
つーか、マナはどこだ、ここにいんだろ!?」