第12章 林間合宿
『!!!なっ…そそそそんなわけないでしょ!!?』
麗「焦ってるの怪しいなー!」
たしかに告白はされたけどまだ付き合ってないよ!って、まだってなによ!!
轟「…マナ、行くぞ」
『へっ!?あ、うん!みんなまたね!買い物楽しんでね!』
焦凍くんも居心地が悪くなったのか、私の腕を取って教室を出るように促した。でも、あの空気から抜けられてよかった…私の方が変にパニックになってしまう。
轟「あそこまで否定されると傷つくが…」
『え!?ご、ごめんね!あの、だって恥ずかしくて…』
轟「…まあ、あいつらの鋭さには驚いた」
『だね…。あ、買い物なんだけど、ショッピングモールでいいよね?みんなと出くわすとまたなにか言われそうだから、病院の近くの方の』
轟「わかった。何買うか決めてんのか?」
『今日の夜しおり見て考えるよ』
轟「じゃあ俺も」
そうして2人わかれ、明日の約束をした