第12章 林間合宿
相「林間合宿は全員行きます」
「「「どんでん返しだぁ!!」」」
相澤先生がとてもいい顔で言い放った
ど、どういうこと?
したがってが接続詞の役割してない…
相「筆記のほうはゼロ。実技で切島・上鳴・芦戸・砂藤、あと瀬呂が赤点だ」
切「行っていいんスか俺らぁ!!」
瀬「確かにクリアしたら合格とは言ってなかったもんな…」
相「今回の試験我々敵側は生徒に勝ち筋を残しつつどう課題と向き合うかを見るように動いた。でなければ課題云々の前に詰むやつばかりだったろうからな」
尾「本気で叩き潰すと仰っていたのは…」
相「追い込むためさ。そもそも林間合宿は強化合宿だ。赤点とったやつこそここで力をつけてもらわなきゃならん。
合理的虚偽ってやつさ」
カッ、と目を開いてまたまたいい顔で言う先生
「「「ゴーリテキキョギィィー!!」」」
わあいと喜ぶ面々
私もクリアしたとはいえホッとした
飯「またしてやられた…!さすが雄英だ!しかし!二度も虚偽を重ねられると信頼に揺らぎが生じるかと!」
麗「わあ水差す飯田くん」
相「確かにな、省みるよ。ただ全部嘘ってわけじゃない。赤点は赤点だ。お前らには別途補修時間を設けてる。ぶっちゃけ、学校残っての補修よりキツイからな、」
「「「_____!」」」
相「じゃあ合宿のしおり配るから後ろに回してけ」
先生、あげて落とすね…さっきまで騒いでた5人の顔が一気に暗くなった