第10章 期末テスト
相「全員手をとめろ。各列の一番後ろ答案を集めて持ってこい」
芦「ありがとヤオモモー!」
上「マナ!お前の言ったとこ全部出たぜ!!」
筆記テストが終わるとみんなが喜びで叫び出す
私もそこそこ手応えがあるし、気持ちよく終われた
こうして3日間の筆記試験は終了。演習試験の日がやってきた
相「それじゃあ演習試験を始めていく。この試験でももちろん赤点はある。林間合宿行きたけりゃみっともねぇヘマはするなよ」
ついに来た演習!!先輩の話ではロボットと戦うって聞いてたけど…先生いっぱいいるし、なんだか雲行きがあやしい。だって、ロボット倒すだけなら、こんなにも先生が集まる必要はないはずだ。
相「諸君なら事前に情報を仕入れて何するか薄々わかってるとは思うが…」
上「入試みてぇなロボ無双だろ!?」
芦「花火!カレー!肝試しー!」
ネ「残念!諸事情があって今回から内容を変更しちゃうのさ!」
あ、嫌な予感的中
出て来た小さなネズミ…もとい根津校長が私たちに言いつけた
ネ「これからは対人戦闘・活動を見据えたより実戦に近い教えを重視するのさ!というわけで諸君らにはこれから2人1組でここにいる教師1人と戦闘を行ってもらう!」
麗「先生方と!?」
あそこで2人…電気と三奈ちゃんが死んでる
だけじゃなく、クラスみんなの顔が曇っている。それはそうだ。知能のないロボットならともかく、私たちをよく知り…かつプロである人たちが相手なんて…
正直すっごく怖いけど、みんなと林間合宿に行くためにも、頭も体もしっかり使わなきゃ…!
相「まずは轟と八百万がチームで俺とだ」
推薦組…相澤先生とか、、
相「そして緑谷と爆豪がチーム」
あの2人?!相性というか、2人ともかなりの攻撃型だけど…もしかして、仲の悪さがチームにした理由…かな?
相「で、相手は…」
オ「私が…する!」
そして次々にペアと相手の先生が発表されていく。そして、私の名前が呼ばれる。
相「ここは3人な。甘風、障子、葉隠。3人だからって甘く見るなよ」