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メロメロ少女【ヒロアカ】

第3章 戦闘訓練


オ「君らにはこれから敵組とヒーロー組に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう」

さっそくオールマイト先生による、戦闘訓練の授業が始まる。戦闘は屋外が目立つが、実は悪どい敵こそ、屋内に潜む…なるほど、勉強になる。

蛙「基礎訓練なしに?」

オ「その基礎を知るための実践さ。ただし今度はぶっ壊せばOKなロボじゃないのがミソだ」

なるほど、とずいぶん前にやった受験のときのシステムを思い出す。チーム戦って言ってたから相手は生きてる人間だ。ずいぶん勝手が違うだろう、と1人で考えていると話が先に進んでいたらしい。みんなが次々に口を開く。

「勝敗のシステムはどうなります?」
「ぶっ飛ばしてもいいんすか?」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか?」
「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか?」
「このマントやばくない?」

オ「んんんん聖徳太子~!」

みんなが一斉に質問しだすから、オールマイト先生も困ってしまう。

オ「状況設定は敵がアジトのどこかに核兵器を隠していてヒーローはそれを処理しようとしている。

ヒーローは時間内に敵を捕まえるか核兵器を回収すること。敵は制限時間まで核兵器を守るかヒーローを捕まえること!コンビおよび対戦相手はくじだ!」

設定がアメリカンだ。しかし非常に難しそうな内容…とはいえ、敵は内装を壊してもいいだろうけどヒーローは被害を抑えなくてはいけない。基本的にヒーローが不利になることだろう。
そしてペアでやるのか…あれ?でも、このクラスって奇数だったはず。と考えていると、どうやら飯田くんも同じ疑問にぶつかったらしい。

飯「先生!このクラスは21人です!ペアにすると1人余ってしまうのでは!?」

オ「3人だけ2回やることになるな!それを経験がつめてラッキーととらえるか、手の内を晒してしまうアンラッキーととらえるかは自由だ」

ちなみに、2回やる人は記号とともに星マークがついているらしい。
私もみんなに続いてくじを引く。書かれていたのは

『あ、星マーク』

上「2回やるのか?」

『ううん、多分あまりの1人だよ。記号がないから』

私の組は、味方が八百万さんで、相手は爆豪くんと切島くんとなったらしい。女性ペア対男性ペア。ここは八百万さんと賢く2人を倒してみせよう!

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