第3章 戦闘訓練
オ「君らにはこれから敵組とヒーロー組に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう」
蛙「基礎訓練なしに?」
オ「その基礎を知るための実践さ」
梅雨ちゃんが尋ねると、オールマイトがすぐに答えた
オ「ただし今度はぶっ壊せばOKなロボじゃないのがミソだ」
「勝敗のシステムはどうなります?」
「ぶっ飛ばしてもいいんすか?」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか?」
「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか?」
「このマントやばくない?」
オ「んんんん聖徳太子~!」
みんなが一斉に質問しだすから、オールマイト先生も困っているらしい
オ「状況設定は敵がアジトのどこかに核兵器を隠していてヒーローはそれを処理しようとしている
ヒーローは時間内に敵を捕まえるか核兵器を回収すること。敵は制限時間まで核兵器を守るかヒーローを捕まえること!」
もうオールマイト先生はおしきって説明を始めた
オ「コンビおよび対戦相手はくじだ!」
ペアでやるのか…あれ?でも、このクラスって奇数じゃ…
飯「先生!このクラスは21人です!ペアにすると1人余ってしまうのでは!?」
オ「3人だけ2回やることになるな!それを経験がつめてラッキーととらえるか、手の内を晒してしまうアンラッキーととらえるかは自由だ」
ちなみに、2回やる人は記号とともに星マークがついているらしい
私はくじを引くと…
『あ、星マーク』
上「2回やるのか?」
『ううん、多分あまりの1人だよ。記号がないから』
上「そか。でもよ、味方は男でもいいけど…相手が男だと困るよな」
『そうだよね…はあ、女の子であることを願うよ』
その願い虚しく、相手は2人とも男だった
味方は八百万さんで、相手は爆豪くんと切島くん