• テキストサイズ

メロメロ少女【ヒロアカ】

第8章 職場体験


「歩けるか?」
緑「支えていただければなんとか」
轟「俺は軽傷です。でも飯田が」

『飯田くん!腕、治すから…』

飯「いや、いいんだ。これは…戒めとしてまだ残しておきたい。…もし、俺がただしい道を見つけたら、そのとき頼んでもいいか?」

『わかった。じゃあ、軽く止血だけさせて。そのままじゃ倒れちゃう』

飯田くんの決意を聞いて傷を軽く塞ぐ

すると

飯「3人とも…僕のせいで傷を負わせた。本当にすまなかった。怒りで何も…見えなく…なってしまっていた」

緑「僕もごめんね。君があそこまで思いつめてたのに全然見えてなかったんだ。友達なのに…」

轟「しっかりしてくれよ委員長だろ」

飯「うん…」

『私は怪我をしてないし、大丈夫。むしろ足手まといだったかも…』

飯「何を言うんだ!!あんなに手早く傷を癒してもらったんだ、そのおかげでネイティブさんも俺も、みんな無事だったんだぞ」

飯田くんが励ましてくれている

そのとき

ス「偽者がはびこるこの社会も!イタズラに力を振りまく犯罪者も!」


突然、ステインが動き出した。

今度こそやられる!そう思ったが…

ス「ハァハァ…粛清対象だ」

私と緑谷くんの上に覆いかぶさり、何かから守るようにしているステイン。見ると、能無がそばに倒れている…

まさか、助けてくれたの…?

ス「全ては…正しき社会のために!」


『…ありがとう』


最後の最後で、ヒーローのように助けてくれたステイン

それは、私の胸に強く残ることとなった
/ 170ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp