• テキストサイズ

温もりに包まれてて 【贄姫と獣の王】

第14章 宴


王様side


カ「かなりこの姫が気に入られている様ですね」

含み笑いをしながらカイルに言われ我にかえった
これ以上カイルに興味を持たれても面倒だ

ローブでシュリをくるみ 目の前から隠したが それなりにカイルとは長い付き合いがあるから何かを察し確信したようだ

面白いおもちゃでも見つけたような目で

カ「ますます興味が湧いたじゃないか…」

こやつ…

王「カイル! シュリには構うな」

思わず声を荒げてしまったが そんなことも気にせず シュリに声をかけよって
シュリもシュリだ!
ホイホイと顔を出して笑顔を見せるなど…
面白くない!

面倒事になることは目に見えてわかるな…
シュリに近づくなと警告がてら言ったが
やはり理解は来ていないだろう

カイルの性格を知っていたら
自ら近寄ることはないと思うが…
いや、シュリならわからぬな
全く気にもしなそうだな



/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp