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夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》

第11章 ひみつのナイショ噺 vol. 3


櫻「智くんのばかーっ!」

それまで黙っていた翔くんが突然怒鳴った。
吃驚して隣に座る翔くんを見ると目に涙を溜めて俺を睨んでる。
でもその目は哀しそうで…

松「翔くん、落ち着いて」

櫻「だって…智くんがぁ…」

翔くんの瞳から涙が溢れた。
でも俺はそれを拭ってあげることが出来なかった。

二「あぁ、もう泣かないで翔さん…」

ニノがティッシュを持って翔くんの前に来た。

櫻「ニノォっ…」

ニノが涙を拭く前に翔くんはニノに抱きついた。

大「ちょっと!翔くん!どういうつもり⁉」

ニノが翔くんの背中を擦ってる。

二「あなたが悪いんでしょ?隣に居るのに何もしてあげないんだから」

大「だからそれは翔くんが俺のこと裏切ったからっ」

松「裏切ってなんかないだろ…ただ後輩と飲んで泊めただけなんだし、報告してなかったのも時間がなかっただけかもしれないだろ?
まずは落ち着いて翔くんの話を聞いてあげないと」

相「そうだよ大ちゃん…大ちゃんが翔ちゃんのこと好き過ぎて心配なのはわかるけど、翔ちゃんだって大ちゃんのこと好きなんだからちゃんと話し合いなよ」

二「ほんと子供なんだから…そんなに翔さんの気持ち信じられないんですか?」

大「信じてるよ…信じてるけど、嫌なものは嫌なんだよ!翔くんは俺のなの!他のヤツに翔くんの可愛い寝顔見られるなんて許せないんだよ!」

松「はぁ…どんだけ独占力強いんだよ…」

呆れ顔の松潤。

相「それだけ翔ちゃんのこと好きってことでしょ」

ニコニコ笑顔の相葉ちゃん。

二「まぁ、大野さんが心配する気持ちもわからなくはないですけどね」

苦笑するニノ。

櫻「智くん…」

ニノから体を離し俺のことを見つめる翔くん。
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