夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》
第11章 ひみつのナイショ噺 vol. 3
松「リーダー、翔くんは何もなかったって言ってるんだし、反省もしてるじゃん…許してやりなよ。飲み潰れることなんてよくあるだろ?」
大「だとしてもアイツは駄目だ!あんなに翔くんのこと狙ってますオーラ出してて…ほんとは飲みに行くのだって止めさせたいのに!」
櫻「そんなことないよ…風磨は俺のことそんな目で見てないから…」
大「そんなことあるのっ!もぉ、なんでわからないかなぁ…風磨と増田と上田は翔くんのこと狙ってるから気を付けてっていつも言ってるのに!」
相「確かにあの3人は翔ちゃんのこと大好きだよねぇ」
二「あいばか!」
相「なんだよ馬鹿って!」
二「余計なこと言ってるからでしょ」
ニノが焦って相葉ちゃんを止めたけど、自分でもどす黒い炎がメラメラと燃え上がるのがわかった。
松「とりあえず落ち着いて話し合おう?これからリハもあるし、生の歌番組なんだからそんな不穏な空気出されても困る」
コンコン
二「誰だこんなときに…」
ニノがボソッと呟いてドアを開けに行った。
侑李「おはようございます」
二「あ~、おはよ。知念」
侑「大野さん、おはようございます」
大「おはよ…」
侑「あれ?大野さん、何かありました?」
大「いや、何もないよ…」
侑「そうですか?なんか機嫌悪そうに見えたから」
大「そんなことないって、気のせいだよ」
侑「ならいいんですけど…今度飲みに行こうって言ってくれたから都合聞きに来たんですけど」
大「あ~、その話ね…いつでもいいよ。お前の都合のいい日教えて?空いてるか確認するから」
ずっと誘われてるから一度くらい付き合ってやらないとな。
侑「だったら今日は駄目ですか?このあと俺、予定ないんで」
大「今日?今日って…」
翔くんと家に帰ることになってるんだよな…でも、こんなんじゃ一緒にいてもケンカしちゃうかも…