• テキストサイズ

夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》

第11章 ひみつのナイショ噺 vol. 3


大「今朝⁉」

櫻「え、あ…うん…」

翔くんが『しまった』って顔した。
その話俺、聞いてないよ?
そりゃ、飲んでたら泊めたりすることあるだろうけどさ、その時は前もって俺に連絡するってことになってるじゃん!
それなのに夕べは連絡なかった。

二「大野さん、顔…」

正面に座ってるニノが小声で注意してきたけど、そんなの聞いてられるかっ!

相「あの、風磨?そろそろリハやるんじゃない?楽屋戻った方がよくないか」

俺のブラックオーラを感じたのか相葉ちゃんが慌てて風磨を帰そうとしている。

風「あ、そうっすね。それじゃあ兄貴、また明日。
すみません、お邪魔しました」

風磨がお辞儀をして部屋を出ていった。

パタンとドアが閉まると部屋の中を流れる冷たい空気。

大「どういうこと?」

自分でも吃驚するくらい地を這うような低い声が出た。
隣に座る翔くんがビクッと震えたのがわかった。

櫻「あ、あのね…昨日風磨とご飯食べに行ったんだけど俺お酒飲んじゃって帰りの運転風磨に任せちゃったの。
で、一人で飲んで申し訳ないから家で飲んでけって誘っちゃって…」

大「それで?朝まで飲んでた訳じゃないよね?泊めたんだよね?俺以外の人間泊めるときの約束あったよね⁉」

櫻「ごめん…気が付いたら寝ちゃってて」

大「気が付いたら寝てたっ⁉アイツと同じ空間で寝たってことっ⁉」

櫻「…うん。でも何もなかったよ?」

大「あったりまえだっ!なにかあってそんな平然とされてたら許せないわっ!」

二「大野さん、落ち着いて」

大「落ち着いてられるかっ!」
/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp