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夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》

第7章 ハピバ!


3人が智くんにご飯を食べさせたりお酒を注いだりしてる姿は見ていて微笑ましかったんだけど、ずっと見ていたらそこに入って行けない自分が悲しくなった。

俺も智くんの傍に行きたいのに…3人が羨ましい。なんで入って行けないかなぁ…きっと俺に邪な気持ちがあるからだな。あの3人のように無邪気に智くんに触れるなんて出来ないよ…

智くんの特別になんてなれないのはわかってる。さっきだって智くんに関係ないって言われたし…わかってはいるけどさ、でもそんなはっきり言わなくたって…居たたまれなくて会話を止めたけど正直ちょっと傷ついたよ。

気がついたらひとりで結構な量のお酒を飲んでいた。

「さて、そろそろ我々からのプレゼントお渡ししますか」 

ニノがそう言い手に持っていたグラスをテーブルに置くとそれにならって相葉くんと松潤も持っていた食器をテーブルに置いた。

何が始まるんだ?と見ていたら

「大ちゃん誕生日おめでと!」

「おめでと~、リーダー」

相葉くんと松潤が智くんの両頬に同時にキスをした。

「お前らまたっ!」
 
智くんが少し怒ったように声をあげた。

そんなことお構いなしでニノは一瞬こちらを向いてニヤッと笑ったかと思ったら智くんに向き直り智くんの両肩に手を置いたんだ。

「大野さん、我々からのプレゼント…『愛』を贈らせていただきます」

ニノがゆっくりと智くんに近づいていった…
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