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夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》

第7章 ハピバ!


ほんとにしぶとい人ですね…さて、どうしますかね?攻め方変えますか。

「ごめんね翔さん、そうだね楽しく飲もうね」

「うん」

「ごめんなさい、大野さん…変なことばかりして」

分かりやすくシュンとした姿を見せた。

「あ、いや、いいよ…わかってくれれば」

「許してくれます?」

「そんな大袈裟な…許すも許さないもないよ」

「良かった…じゃあ、飲み直しましょ?はい大野さんワイン注ぎますよ」

「サンキュー」

「料理も食べてください、はい、あーん」

フォークにパスタを巻いて口元に持っていった。

「いいよ、自分で食うから」

「いいから、いいから、はい、食べてください」

「もお、わかったよ」

口を開けて料理を食べてくれた大野さん。

「ねぇ、リーダーこれも旨いよ?食べてみて」

今度は潤くんが大野さんに食べさせた。

「大ちゃん大ちゃん、これもこれも!」

潤くんに続いて相葉さんも、実はこれは次の作戦…大野さんを焚き付けて駄目だった場合、もうひとりの方をターゲットにするって決めてた。

大野さんを3人で囲んであれやこれやと世話を焼く。ひとり離れたところでその様子を見ていた翔さんははじめは嬉しそうに見ていたんだけど延々と続く俺たちの行動に次第と寂しそうな瞳を見せ、ひとりで手酌酒を始めた。そろそろ行けそう?
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