夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》
第6章 呉越同舟 その後
気が付くと相葉くんが翔くんとキスしててしかもかなり長い…
「んっ…ん、ふっ、ぅっ…」
翔くんの後頭部に手を回し離れられないように押さえ込んでた。
「うわっ、相葉さん狡い」
ニノが不満そうな声をあげる。
相葉くんが翔くんから離れると完璧に蕩けきった顔。
「ごちそうさま、翔ちゃん」
爽やかにそう言った相葉くん。してる内容と表情が一致してない…
そんな様子を見ていたリーダーがとうとう我慢の限界を迎えたようだ。
俺たちの前を無理矢理通り翔くんの腕を取り立ち上がらせるといきなり激しくキスをした。
舌と舌が絡み合うのが見え翔くんの甘い吐息も色香を放つ。
「んんっ、ふっ、ぅん、んふっ…」
翔くんの腕がリーダーの首に回り更に激しさを増すふたりの口づけ…見てるだけで下半身に熱が籠り出した。
リーダーが翔くんから離れた時は翔くんの脚の力も抜けてたようでリーダーにもたれ掛かりリーダーがしっかりと腰を抱いていた。
「どうです?大野さん、いつもより激しかったんじゃないですか?」
ニノがニヤニヤしながらふたりを見上げてた。
ばつの悪そうなリーダー、翔くんを見ると
「翔くん、またみんなに抱かれてくれる?」
俺たちの作戦が勝った。