夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》
第5章 いま愛を語ろう
「で、どう凄かったんですか?」
「ニノも聞かなくていいからっ!」
翔くんを無視して二人で話続けた。
「初めてだからさぁ、最初はキツそうだったの…でもさ、途中からスッゴい可愛い声出すんだよ?表情もさぁ、超~綺麗なのぉ」
「ちょっと!智くん!」
翔くんが止めに入るけどスルーした。
「へ~!最初から気持ち良くしてあげたってことですか?大野さんちゃんと勉強したんですね?」
「もちろん!いつそうなってもいいようにめっちゃ勉強してたよ!」
「大野さん、自分の興味あることだけは研究熱心ですもんね?」
「今回は特に色々調べたよ~、翔くんに負担かけたくないし、俺だけ満足しても嫌だからさぁ」
「で、予習した甲斐があったと」
「うん!自分で言うのもなんだけど、俺すっげ~頑張ったよ!翔くんがあんなに乱れてくれるなんて!」
「智くんっ‼それ以上言ったらもう2度としないから!」
翔くんが腕の中で真っ赤な顔をして上目使いで睨んでる。
その顔も可愛いよ。でもお預け食らいたくないからそろそろやめるか。
「ごめんね?翔くん…翔くんが可愛すぎるからつい自慢したくなっちゃった」
そっと抱きしめて謝った。
「もう、いいよ…」
頬を紅く染めたまま目を伏せる翔くんが色っぽくて…
「じゃあ、今日はもっと可愛い翔くん見せてくれる?」
「なに言って…!」
「はいはい、おふたりとももう上がりでしょ?続きはお家でしてくださいね?
お疲れさまでした」
「おぅ!お疲れ!翔くん早く帰るよっ!」
翔くんを家に連れて帰り更に可愛い翔くんを堪能した。