夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》
第5章 いま愛を語ろう
「うん、そうだね…俺も翔くんと愛し合いたいと思ってたよ」
翔くんをぎゅっと抱きしめた。
「智くん…」
翔くんも俺を抱きしめてくれる。
「いいの?翔くんのこと貰って」
腕の中で翔くんが頷いた。
「ベッド行こう」
翔くんの手を引き寝室へ入る。
ベッドに上ると翔くんをゆっくりと横たわらせキスを落とすと翔くんは少し緊張した表情をした。
「怖い?」
「怖くないって言ったら嘘だけど、でも智くんに触れて欲しい気持ちの方が大きいよ」
ニコッと笑った翔くんはとても綺羅に見えた。
もう一度翔くんにキスをする…舌を絡ませ吸い上げる。何度も繰り返してると翔くんから吐息と共に甘い声が漏れた。
「ふ…んっ…はぁ…」
首筋に唇を這わせ、シャツの上から身体を撫で回すと少しくすぐったそうに身をよじる…胸の所に来たとき突起に指先が触れた。ビクッと身体が跳ね、一段と大きな吐息が吐かれる。
「はっあ、ん…」
シャツのボタンを外すのがもどかしかった。全てを外し終えシャツの前を開くと胸の突起に吸い付いた。
「あぁっ!」
背中をしならせ喘ぎ声を漏らす。
もう片方の突起を指で摘まむと更に喘ぎ声が漏れた。
「あっ、ん…さ、としく…」
翔くんを見ると顔を紅潮させ、瞳を潤ませてた。
舌先で何度も突起を弾くとその度にピクピクと身体を震わせる。
「気持ちいい?」
「あ、ん、いい…」
蕩けた表情で言われ俺の中の何かが弾けた。