• テキストサイズ

夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》

第2章 Sunflower


「俺も見習わないと」

相葉ちゃんの小さな呟きが聞こえた。

「なに?」

相葉ちゃんの方を向くと相葉ちゃんの優しい目が俺の事を見つめてた。それだけなのにまた心臓がドキリとなった。

「ううん、こっちのこと…明日からライブの振り付けでしょ?俺苦手だからさ、大ちゃんよろしくね?」

「おぅ、俺がみんなにしてやれるのってこれくらいだから」

「そんなことないよ?大ちゃんはいてくれるだけで嵐のリーダーなんだからね」

「なんだそれ?いるだけでいいの?」

「そ、いてくれるだけでいいの」

優しい相葉ちゃんの笑顔…いてくれるだけでいいのは俺じゃなくて相葉ちゃんじゃね?相葉ちゃんは嵐の元気の源…嵐の太陽なんだから。

「ふむふむ、なんだか愛の告白のようですな」

俺と相葉ちゃんの様子を見ていた松潤がポツリと呟いた。

「ばっ!馬鹿なこと言ってんなよ!」

慌てる俺をよそに相葉ちゃんは俺に抱きつき

「そうだよ~、俺大ちゃんのこと愛しちゃってるもん」

一気に顔が熱くなり心臓のドキドキが止まらなくなった。

どういう事だ?今までだって散々相葉ちゃんには抱きつかれてたじゃないか…みんなが変なこと言うから意識しすぎなのか?
/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp