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夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》

第2章 Sunflower


「松潤、今のどういう意味?」

意味ありげな言い方をする松潤と頬を染めるニノが気になった。

「あぁ~、あのふたり付き合いだしたんだよ」

「「へ?」」

同時に声をあげる俺と相葉ちゃん。

「やっぱりふたりとも気付いてなかったか」

「え、だって、男同士…」

真面目な翔くんがそんな非常識なことをするなんて。

「しょうがないよ、ふたりとも好きになっちゃったんだから、あれでもかなり悩んだみたいだよ?ふたりとも…でもさ、結局諦められなかったんだって…だからふたりで覚悟決めたって言ってた」

「そうなんだ…」

あの翔くんとニノが…

「凄い格好いいね、ふたりとも」

「え?」

相葉ちゃんの顔を見るとニコニコと嬉しそうに笑ってた。

「だってさ、あのふたりって頭いいから無茶なことしなそうじゃない?それなのに諦めきれなくて覚悟決めたなんてさ、それほどお互いが必要って事でしょ?」

そうだよな、そういうことなんだよ…でもさ、俺は常識に捕らわれてふたりの思いをすぐに受け入れられなかった。

やっぱすげぇや相葉ちゃん、すぐにふたりの思いを理解してあげられるなんて…相葉ちゃんはメンバーの事が大好きだからどんなことでも受け止められるんだな。
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