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夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》

第2章 Sunflower


「何もないよ!」

慌てて首を横に振った。

「でも、顔赤いよ?大丈夫?」

相葉ちゃんの手が俺の頬に触れた。

「だ、大丈夫だから!」

「ふ~ん、ならいいんだけど…翔ちゃん、ニノあまり大ちゃん苛めちゃ駄目だよ?」

「ほ~い、相葉くんは優しいねぇ」

「ですねぇ、特に大野さんには優しいですよねぇ」

「だって、ニノと翔ちゃんが組んで大ちゃんが勝てるわけないじゃん」

「ですって、翔さん」

「俺たち悪者?せっかくアドバイスしてあげたのになぁ」

「まぁまぁ、ふたりとも。しょうがないだろ?なんてったって嵐の天然コンビなんだから…予想以上に手強いよふたりとも」

「ですね」

「周りがわかってるのに当事者ふたりがわかってないってのが凄いよなぁ」

「いいんじゃない慌てなくてもふたりにはふたりのペースがあるんだよ」

「まぁな、じゃあ俺たちは帰るか、ニノ」

「そうですね、俺たちは俺たちのペースで」

微笑み合う翔くんとニノ…なんだか距離近くないか?あのふたりそんなに仲良かったっけ?

「翔さん明日ライブの振り付けあるからねぇ、ニノに無理させるなよ」

「わぁってるよ」

ニヤっと笑う翔くんと顔を紅く染めるニノ。

「じゃあ、お疲れ~」

「お疲れさん」

楽屋を出ていくふたりを見送った。
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