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夢現 ~Dream"A"live~ 《気象系BL》

第11章 ひみつのナイショ噺 vol. 3


…1ヶ月後、レギュラー番組収録日

トントン、ガチャッ

風「おはようございます!」

相「おはよー、風磨」

松「今日はゲストだな、よろしく」

風「よろしくお願いします!あれ?兄貴まだですか?」

相「翔ちゃん?そういえばまだ来てないね?」

松「珍しいな、いつも早いのに」

二「何か翔さんに用があったの?」

風「ええ、昨日食事に行ってまた泊めて貰ったんですけど、忘れ物しちゃって」

松「またっ⁉」

風「はい。今日はすぐに気がついて10分後位に連絡入れたんすよ、そしたら今からお客さんが来るから仕事場に持っていくって言われて、だから取りに来たんですけど」

二「朝からお客さん?」

風「はい、俺が帰る前にスマホ見て嬉しそうにしてたからその人ですかね?」

相「嬉しそう?翔ちゃんが?」

風「兄貴に彼女さんいるなんて聞いたことないし…」

松「まさかあのふたり…」

二「昨日翔さん家に泊まるってなったの急な話?」

風「そうですよ?」

松「翔くん、そのあと誰かに連絡取った様子ある?」

風「いいえ、ないです」

二「じゃあ、風磨と翔さんが一緒に食事行くの知ってる人は?」

風「親分は知ってたみたいですよ?今朝早くに『今日はよろしく、翔くんは二日酔いになってない?』って連絡来て。
最近いつもなんすけど、兄貴と飲みに行くと翌朝親分から連絡来るんすよねぇ…メンバー思いなリーダーだなって感心してました」

松「それでお前なんて返信したの?」

風「『大丈夫です。兄貴朝から元気にしてます』って送りました」

二松「………」

二「翔さんがスマホ見て嬉しそうにしたのってその後?」

風「あ~、その直後ですね。それがなにか?」

松「いや、なんでもない。翔くん来たらお前が来たの伝えておくよ」

風「はい、よろしくお願いします。失礼します」

バタンッ

二松「「はぁ…あのふたりは…」」

相「え?なになに?あのふたりがどうしたの?」

二「来ればわかりますよ…」
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