• テキストサイズ

【イケメン戦国】戦国舞花録

第7章 『謳歌』 ※R‐18








「ゆ、き………」






桜子の首元に顔が埋められ、
がっちりと背中に腕が回されている







「………………」

自身も幸村の背に手を掛けようとした時、
ぽつ、ぽつ、と頭上から雫が垂れてきた



「雨…………」

「……やべーな。早いとこ戻るか」



お互い我に返り気恥ずかしさを漂わせながら離れると、
せっせと帰り支度を始める



(あんなに晴れてたのになー……ついてない。)



夕餉まではまだまだ時間がある。

ふと、ある案を思い付く





「………幸」

「ん?」

「帰ったら私の部屋で楽しいこと、しない?」





食べ跡のゴミを片付けていた幸村の体がピクリと止まった。



/ 493ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp