第14章 マイ・ガール ※R-18
「桜子、愛してる……」
視線を絡め囁き………
抱き締めて唇を塞ぎながら律動すると、俺の背中に掴まった指の力が強くなった。
互いの吹き出た汗が重なり、肌と肌がぶつかり合うーーー。
ーーー好き過ぎて、愛し過ぎて、頭がどうにかなりそうになる。
狂おしい程に・・・・。
「ひゃ……っ!」
ふと律動を止めると
両脚を持ち上げ殿部ごと浮かせ、桜子の頭の方へぐっと倒した。
まるで後転する途中で一時停止したかのような、
女陰が高々と宙で真上に向いているその陰猥な体勢に、少し苦しそうに眉間に皺を作りつつ赤らめた顔で見上げてきた。
「やだっ、こんな格好………っ」
「恥ずかしい?」
「……っ、恥ずかしい、よっ………」
「可ー愛い」
口を尖らせ羞恥で涙目になる桜子がなんだか可愛らしくて、つい苛めたくなる。
辱めて、乱れさせたくなる。
幸村は膝立ちになると、折れ曲がった桜子の身体にのし掛かり、大きく開いた脚を押さえつけ上から突き下ろすように滾りを沈めた。
「ぁああああ………っっ!!」
悲鳴に近い啼きが部屋中に放出される。
ぬち、ぬち、と挿れては抜き、挿れては抜く。
衝撃で足の指の間が開ききっていた。
官能的なそのふやけた顔を、
濡れて恥丘に張り付いた茂み越しに眺め………
無我夢中で腰を叩き打ち、快感によってもたらされた無上の幸せに 酔いしれていったーーー・・・・・