第14章 マイ・ガール ※R-18
「…………っ」
舌先で粒の周りに円を描き中心を吸われ、快意でゾワゾワと鳥肌が立つ。
一方では膨らみを手荒く揉まれ、形が様々に変化していく。
そんな中、幸が私の様子を伺いチラリと目をやってくる。
「これも、俺のもの?」
「そ、だよ……」
刺激に耐えながら苦しげに返答すると、くるっと反対側に身体を回され幸の脚の間に座るよう誘導された。
前を見ると、鏡台がある事に気付き
映し出された自分達の姿に恥ずかしさと焦りが噴出してこの場所から逃げようとしたが、その隙も与えず片脚を思い切り持ち上げられた。
「ここは?」
剥き出しになった、濡れる秘部ーーー
羞恥で顔を逸らすも、顎を掴まれ強制的に鏡の方へ向かされる。と、
指が其処に触れてきた。
「ここは、誰のものだ?」
「………あ………っ」
指に蜜を絡め取り、蕾に擦り付けられ
全身が跳ねた。
ゆっくり、ゆっくり、擦り滑らせていく。
優しく撫でるように、執拗に。
「なぁ、聞いてんだけど」
くちゅ、と二本の指が壷の奥に入り
私は大きな喘ぎを発した。
気持ち良さで上手く返事できないのを解っていながら幸は意地悪そうに笑んでいる。
ぬるぬると出し入れされていた指が徐々に速度を早め水音が激しく響く。
並行して壷からは蜜がとめどなく溢れ出し、机上に溜まっていき………
鏡の中の私は恍惚としていた。
「は……っ、ああ……!」
中で指を曲げられ、
透明な液が吹き飛んだ。
畳にパタパタ、と散る。
構わず尚もぐじゅぐじゅと壷内を掻き回され、
とうとう達しそうになったというのにーーー。
すっと指を抜かれてしまった。
「返事しねぇならおあずけだ」