第14章 マイ・ガール ※R-18
そのまま俺の腰帯を桜子が外し終わるのを待たずに掻き抱き、後ろに回した手の平を滑らせるように肩から背中、腰や殿部へと這わせていった。
滑らかできめ細かな肌の質感ーーー
俺だけの、もの。
「……これも、俺のもの?」
再度唇を合わせ、こじ開け
舌に吸い付き外へ引っ張り出すと、互いのそれを求め絡みつき合った。
「っ……、う、ん、幸の……だよ」
舌を取られて上手く発音出来ずに答えると、
息が苦しくなったのか口内に戻した桜子は
俺の手首を取り秘部に当てがった。
「ほら……口付けだけでこんな風になっちゃうのは幸としてるから、だよ」
言う通り其処は一帯がぬめり、蜜がいとも簡単に指に纏わりついた。
最早こんなにも桜子が疼いていると解り、自身の熱の高まりは昇りきっていた。
桜子は、ぴちゃ、と水音を弾かせて秘部から手を退かせると、付近にある文机に俺を座らせ、外しかけていた腰帯を一気に取り払い
緩んだ寝衣の合わせをゆっくりと開いた。
座っている幸村の前で畳上に膝をついた桜子は、はだけて露わになった逞しい胸板に顔を寄せると、片方の胸の中心を舐りがら手を褌にやり、盛り上がりを愛撫していった
「幸の此処は……私のもの、だよね?」
「………そうに決まってんだろ」
胸と下半身を攻められ幸村は興奮を抑えられずに褌を解くと反り勃つ滾りが外気に曝された。
桜子は四つん這いになると、紅潮して少し恥ずかしそうに竿を握り締め……
先端部分を口に含んだ。
「………っ」
幸村は一瞬身体をピクリと震わせ、目を細め見下ろしたそこでは
彼女が頭を揺らし、口腔で擦っていく毎にその部分が唾液で濡れていき、じゅぶじゅぶと卑猥な濁音がする。
吸いながら滾りを引き抜き、袋から裏筋を一直線に舐め上げると、握っていた手で扱いていき………
また頬張っては全体を出し入れする。
いつもより積極的な桜子から与えられる甘い刺激に幸村は眉を顰め快楽に浸っていると、
向かいに設置されている鏡台に自分達の姿が映っている事に気が付き瞳を凝らした