第8章 心配性な旦那さん
家に帰って、
寝室に和也と寝ていると思い出した。
『和也、二人は?』
「ん、あぁ……おふくろが預かるって
だから心配しないでよ」
『……そう、なんだ
義母さんにあいさつしないとね、また』
「ん、お正月にでもね」
『……ゴホッ……うん』
和也は毛布の上から私のことを赤ちゃんみたいにポンポンってして寝かせてくれてる
「和くんと寝んねしましょうねぇ」
『ゴホッ……なにそれ(笑)』
「が子供みたいだから」
『え?私が?』
「だって電話で"和くん助けて"って」
え、そんなこと……言ったな。(笑)
今になって恥ずかしくなる。
「ほーら、寝ますよ。
早く元気になってもらわないと……」