第1章 初雪-N-side
「あープレゼントねぇ」
珈琲をソファーで飲んでると、
が"クリスマスプレゼント"
なんていう単語を出してきた。
『そう!今年も買わないと!
あ、じゃなくて頼まないと!』
「は?誰によ」
『さ、サンタ……さんに』
「そんな自信無さげに言うなや(笑)」
もちろんサンタさんは去年も
ワタシが、やらさせていただきましたよ
隣で爆笑してましたけどね、この人
「んーで?今年はあの子達、
なに頼んできたんですか?」
『え~っとねぇ……
葵は一輪車、悠は…………』
「え、なによ。そんな高いもの?
まー和也くんも息子のためなら……」
え?なに顔真っ赤になってんの?
え?ワタシ何かしましたっけ?(笑)
『///……いや、悠はね?
その……弟が欲しいんだって…』
あ、なるほどね。(笑)