第4章 いつのまにか
「なに、やってんのよ。ほんと」
はい(笑)やっぱり言われちゃいました。
家に帰ると何故か葵と悠は疲れて寝てて、
和也にプレゼントを見せてる最中です。
「あの子たち寝ちゃったよ」
『そんなに遊んであげたの?』
ソファーに座ってプレゼントの中身を
あさって見てる和也
なぜか私はソファーの下で、
和也を見上げる姿勢で座ってる。
「おもしろい方たちが来ましてね」
『…え!もしかして嵐さん!!?』
「ええ、嵐さん
あなたに会いたがってましたよ?」
『…………大野さ…「はい、だめ~!」
和也の特徴ある高い声が部屋に響く
そんな、和也くん…最後まで話させてよ
「あなたさ、俺の奥さんでしょ?
大野さんとかもう言わないでよ、ほんと」
『…………和くん』
「な、によ」
『未だに、嫉妬しますか?大野さんに』
なんてフザけて和也のお腹をツンツンする。
「やーめなさいよ
違いますよ、別に!どうでもいいよ」
『ふふ、正直じゃないなぁ
私は和くんが一番大好きなのに』
その瞬間、グッと和也との顔が近づいた