第4章 水中ジョージ🚹/尾浜/微裏/現パロ
「…はーっはぁーっ…」
息を整える勘右衛門の、幸せそうな顔に、俺はおもったままのことをぽつりと溢した。
「勘右衛門、俺のことすきだね」
「…に触られると、おれ、どうにかなっちゃうんだ…」
流し台に手をつく彼の尻は突き出されていて、俺はそこに触れてあげることにする。
「あっ、……ここで…?!」
立ってらんない、と勘右衛門は泣きべそをかく。
それでもおれはこのひとを愛していて、彼はきっと、どうにかなってしまって、もどれなくなることを望んでいるのだともわかっている。