• テキストサイズ

【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第38章 私立リアリン学園!15時間目~ミシェル~




………もしかして、ジル教頭もヨハンナ夫人が、苦手だったりして?



「何か聞きたいことでもございますか?」


いぶかしげに目を細めて、私を見ているジル教頭。



「ヨハンナ夫人って何者ですか?」


「面識のないのは、マイン先生だけでしたね。ヨハンナ夫人は、シュタイン公爵家の筆頭、そして、この学園の理事をしております。もちろん、出資者でもあります」


つまりは、権力者でお金持ちってことか。そして、この学園と深い関わりがある。



「ジル教頭とは、親しい間柄なんですね」


「私が、この学園に来た当初から懇意にしております。学園の創立当時からの理事ですので、必然的にそうなりますがね」


じゃあ、リアリン学園長とも長いつきあいってことになるよね。

伯爵も出資者の一人であるわけだから、ヨハンナ夫人とは同等な立場なのかな。

伯爵とアーサーが、今、この学園を仕切っていることをどう思っているんだろう?



「何をお考えで?」


ジル教頭に顔を覗き込まれて、慌てる。


「えっと、ミシェルもあんなふうに笑うんだなって驚いちゃって。よっぽどヨハンナ夫人に会えて嬉しかったんですね」


「………ええ、そうですね」







/ 978ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp