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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第37章 私立リアリン学園!~ロベール~ 情熱編




「どうだろう」


「すごくいいです。素晴らしいです!」


興奮気味にそう伝えると、肩と肩が軽く触れた。

ピクリと身体を一瞬、震わせたロベール先生に、心臓が強く波打つ。

ロベール先生は、おもむろに立ち上がり、気づいたら至近距離で向き合う形となった。



思わず、息を呑む。

この展開って………これって、そういうことだよね?

私は、まだ裸のまま。

あらぬ期待が、頭をよぎる。

胸の前で手を合わせ、静かに目を閉じる。

ゆっくりと覆いかぶさるように、まぶたに影を感じる―――。



けれど。

指が肩に触れる寸前に、ふわりと薄い布の感触が降ってきたのだ。

次の瞬間、流れるようにその布によって全身を覆われた。

目を開けると、ロベール先生は、もう私に背を向けて、絵筆を片付け始めていた。



「早く服を着ないと風邪をひいてしまうよ。着替えの間、俺は廊下に出ていようか?」


こちらを向こうともせず、手を止めることもなく、淡々と言われる。



着替えろって?

こんな姿の私を見て、欲情しないの………?

少なからずともお互い好意を持ってる男女が、この状況で、何もしないで済むものなの?








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