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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第37章 私立リアリン学園!~ロベール~ 情熱編




「もう一度、私を描いてくれませんか」


いつのまにか、心の声が、言葉になって口をついていた。


「うわべだけとか、キレイな部分だけとか、そんなんじゃなく………まるごとの私を描いてもらえませんか」


最後の言葉は、どこか上ずっていた。

震える指で、ブラウスのボタンに手をかける。



「マイン先生!?」


驚いた声を上げるロベール先生を、まともに見ることができない。

俯いたまま、一つ、二つとボタンをはずしていく。

ゆっくりと腕を抜き、放り出すようにブラウスを脱ぐ。続いて、シュルリと衣擦れの音を響かせてスカートを床へと落とす。



「どういうつもりだい?」


困惑しきった口調なのが、ありありと取って見えて、顔を上げられない。

でも、このままでは、いられない―――。



背中に手を回し、プツンとブラのホックをはずす。ブラの上から両手で膨らみに手を添える。



「言葉のままです。私は、天使なんかじゃない。醜い感情をも持ち合わせた人間なんです。本当の私を知ってほしいんです。その目で見て、感じて、そして、描いてほしいんです。ダメですか?」


フウッと、ロベール先生の小さなため息が聞こえた。



「君には負けたよ」


おもいきって顔を上げると、頬を赤らめたロベール先生と目が合う。



「マイン、君のすべてを描きたい。脱いでくれるかな」


「はい………」








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