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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第36章 私立リアリン学園!14時間目~ロベール~




「ふーん」


目を覗き込むようにじっと見つめられて、少なからずとも焦る。これじゃ、完全にヘビに睨まれたカエル状態だよ。

………もう、いいかな?

これ以上追求されないように早くこの場から去りたい。階段をのぼろうと一歩足を踏み出す。

と―――。



「ロベールを、あまり信用しない方がいい」


その言葉に足を止め、レイヴィスに向き直る。



「どういうこと?」


「深い意味はない。マインは、誰でも信用し過ぎ。人を簡単に信じない方がいい」


「それを言うなら、今のレイヴィスの言葉も信用しない方がいいってことになるけど?」


「それでいい」


「え?」


それだけ言うと、レイヴィスはトントンと階段を降りていき、すぐに姿が見えなくなってしまった。



ロベール先生を信用するなって?

そう言われるほど親しい間柄なわけでもない。それどころか、ロベール先生の過去を知って、逆に気まずくなってしまったところだし。








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