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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第36章 私立リアリン学園!14時間目~ロベール~




~洞察力~





目覚めるとすぐに身支度を整え、急いで部屋を出る。学園の玄関をくぐると、職員室とは反対方向へと歩き出していた。

ブランデン王国の事が気になって仕方なかった。図書室にだったら、何か文献があるかもしれない。



と、少し先に、ロベール先生の後ろ姿を見つけた。

昨日描きあげた絵が、すぐ横の壁に立てかけてある。

ロベール先生が立っているのは、大型車両が入れる西玄関の前だ。。

そっか、午前中搬入って言ってたもんね。

ちょうどよかった。ブランデン王国の事を聞いてみよう!

そうして、近づいていくと………。



誰かと一緒にいる―――?



ロベール先生の肩越しから、金髪で青い瞳が覗き見えた。

ミシェルだった。



「………君から言ってくれなければ、俺は、行動を起こすわけにはいかないんだよ」


「何それ?そんなのただの操り人形じゃない!!」



ロベール先生の困りきった様子の低い声。そこに、ミシェルが怒鳴り声をあげた。

うわ、ちょっと、何!?

何か………モメてる?







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